病気の疑いを早期に発見できる機器

寝台に横になるだけなのに、体の組織の検査ができ、骨など硬い組織の裏側まで調べられるのが、CTです。
ガントリーの中では、X線を照射しています。
体内を通過したX線の量を測定し、断面画像を合成しています。
検査時間は数分、リスクは少なくはありませんから、頻繁に検査は行われず、妊娠中の女性は受けられない場合もあります。
最新式では、螺旋状に連続して撮影できたり、これまでは検出器が一列だけでしたが、複数の検出器によって広範囲の撮影、しかも複数枚を短時間で行える機器まであります。
CTがあるなら、MRIやMRAも医療機関での検査に利用されています。
CTとは違い、磁気を使って体内の構造を画像化させる機器です。
強力な磁場を発生させる磁石、傾斜磁場コイルが体内の水素原子の位置情報を与えています。
受信コイルが共鳴した電波信号を捉え、画像化してくれます。
体内に存在している水素原子の動き方の違いによって、病気の部分と正常な部分が白黒画像として表されています。
放射線被ばくの心配はないものの、強力な磁場であるために、ペースメーカーを使用しての検査は行えません。
また、血管だけを画像化させるMRAは、MRIの設定を変更するだけで検査ができる仕組みです。
脳内の血管を鮮明に画像化できるので、動脈瘤の検査に大いに役立っています。